埼玉県三郷市 内科,麻酔科(ペインクリニック),リハビリテーション科 たけうちクリニック
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各種ブロック注射紹介

このページでは各種ブロック注射について説明をします。

 

硬膜外ブロック注射

Epidural Block   E B

略してEBといいます。4種類あり、頸部EB, 胸部EB, 腰部EB、仙骨EBと分類されていますが、頸部と胸部は星状神経節ブロックや、肋間神経ブロックで十分代用でき、また手技的に難しい部分もあるので、外来のみの当院では行いません。

当院で行うのは、胸部の一部と、腰部、仙骨です。

脊髄は、いってみれば脳の尻尾です。この尻尾が、背骨の中を通って、左右に神経の枝を出し、全身に神経を張り巡らしているわけです。腰を構成する背骨を腰椎、腰椎を通る部分の尻尾を腰髄、仙骨が構成する背骨を仙椎、この部分を通る尻尾を馬尾神経といいます。それぞれを局所麻酔剤でブロックする方法を腰部硬膜外ブロック、仙骨硬膜外ブロックといいます。

脊髄(尻尾)は、軟膜というやわらかい膜に包まれていて、さらに外側をクモ膜、硬膜という膜で包まれています。皮膚から針を刺していくと、黄靭帯という膜に針が当たり、その向こうが硬膜です。硬膜と黄靭帯と間の空間を硬膜外腔といい、ここに局所麻酔剤を入れるので、硬膜外ブロックというわけです。

硬膜外腔に針先を入れるにはかなりの熟練が必要です。適応症は次の通りです。

帯状疱疹、種々原因による腰痛(椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、ぎっくり腰など)、坐骨神経痛、閉塞性動脈硬化症など。

 

星状神経節ブロック

Stellate ganglion block    SGB

略してSGBといいます。 星状神経節(SG)は、交感神経で、第7頸椎の横突起、わかりやすくいえばのどぼとけの少ししたで、気管の横にあります。

このSGを局所麻酔剤でブロックする方法を、SGBといいます。

のどの横なので、ちょっとこわそうですが、こわがらずに動かなければ10秒足らずで終わりますし、危険はありません。

あおむけでやり、15分くらい休んでから帰れます。SGBは非常に用途の広い、効果的なブロックです。簡単に言うと、血流改善です。

SGは交感神経です。交感神経が何らかの原因で緊張すると、血管が収縮し、血流が悪くなります。そこでSGBを行えば、交感神経の緊張が解けて、血管が拡張し、血流が改善し、いろいろな病気が治るという理論です。SGは、頭、顔、頚、うなじ、上肢、胸、背中にわたり、その交感神経を支配しています。

用途が広いことがお分かりでしょう。適応症は次の通りです。

顔面ヘルペス、帯状疱疹、各種頭痛(特に片頭痛)、顔面神経痛と顔面麻痺、三叉神経痛、むち打ち症、50肩、テニス肘、変形性頸椎症、顎関節症、突発性難聴、メニエール病、アレルギー性鼻炎、上肢血行障害など。

ただし症状によっては、他のブロックを併用することもあります。

 

トリガーポイントブロック注射

筋肉に、激しい運動などの負荷をかけると、一時的に筋肉痛になることは誰でも経験があることと思います。
普通それは一時的なもので自然に回復しますが、冷えたり、続けて過剰な負担を加えたり、悪い姿勢をずっととったりして無理を重ねると、その部分の筋肉が血行不良を起こして索状硬結をいうロープ状の塊のように病変してしまうことがあります。
その索状硬結上に点在する圧痛点を、トリガーポイントと呼びます。

トリガーポイントは、押すと激しい痛みを起こしたり(ジャンプサイン)、ほかのところにも広く痛みを起こしたり(関連痛)、鳥肌がたつなどの自律神経症状を起こしたりすることもあります。

そのトリガーポイントを狙って打つ局所麻酔を、トリガーポイントブロックといいます。

トリガーポイントブロックは、硬結を起こした筋肉に直接針を刺すことで、その部分の筋肉の血行を改善し、麻酔剤を打つことで発痛物質を洗い流し、痛みをとることで局所の交感神経の異常な興奮を和らげるなど、さまざまな役割をもっています。

筋肉の異常による痛みは、レントゲンやMRIなどの画像にも映らないことから、見過ごされることがよくありました。
筋肉からの痛みが、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄など、ほかの疾患と混在していることもあります。

当院では、27Gなどの極細の針を使ってトリガーポイントブロックを行い、筋肉の異常からくる痛みについてもていねいな改善を心がけています。

 

当院で行っているその他のブロック注射について

  • 肩甲上神経ブロック
  • 肩甲背神経ブロック
  • 三叉神経ブロック
  • 上腕神経ブロック
  • 肋間神経ブロック
  • 仙骨ブロック
  • 大腿神経ブロック
  • 坐骨神経ブロック
  • 関節注射 (肩、膝、等)

このほかにも、症状にあわせて多彩なブロックを行って痛みをとる治療を心がけています。